夜間撮影の必需品

 夜間撮影の必需品といえば、懐中電灯だが、なかなかいい物が無く苦労している方が多い。通常のタイプの懐中電灯は片手が塞がってしまうので、口にくわえながら作業している人が多く、結構苦労している。実際左右に動いて思った場所を照らすことが出来ないこともあるし、油断するとヨダレが垂れるし、衛生上もどうかと思う。

 頭につけるタイプは両手がフリーになるので利用している人が多い。確かに登山のように歩く時だけなら便利かもしれないが、撮影の準備になると照射位置が手元より先になって、これまた使いづらい。それだけでなく、撮影地では照射角度が先にあるので、準備中や撮影中の人の邪魔にもなる。夜間もしくは早朝の暗い時間で撮影する場合は、余分なライトの明かりは、ハレーションやゴーストの原因にもなるので注意が必要だ。他の人の迷惑にならずに作業をしたいものである。

 そこでお勧めは、ネックタイプのLEDライトである。両手が自由になることと、照射位置が手元を照らすので他の撮影者の邪魔にもなりにくく、明るさも十分あるので、写真撮影には最も適している。特にPanasonic(パナソニック) LEDネックライト BF-AF10Pは色も豊富で価格も1500円程度。利用価値からするとリーズナブルといえる。

 色に関しては年配の方は、派手な色を敬遠する傾向にあるが、これは明るい色をお勧めする。暗い場所での作業になるので、ライトを探す時に、明るい色なら探しやすという理由だ。勿論、予め首にかけておけば問題は無いが…

 交換電池もCR2032なので、100円ショプでも売っている。余談になるが、ストロボに使用する単三アルカリ電池も100円ショップがオススメ。100円ショップの電池は漏電しやすいとか、電圧が低いなどという方もいるが、実のところ製造は大手の電池メーカー製で、全く問題はない。