ライフワークとは何か?
先日、ふと思いました。
ライフワークは、Wikipediaによると、作家や研究者、表現者などが、生涯の仕事として人生を捧げたテーマのこと、とあります。
つまり、ライフワークとは単純に金銭を得るという目的だけでする仕事や、思いつきや、リクリエーションではないということですね。
ところで、
写真家(Pro)はどうでしょうか?
写真を日常にしている写真家は極希かもしれません。
私が尊敬する写真作家に、石元泰博氏がいますが、彼は写真を日常にしていました。
つまり、食事をするのと同じように、朝起きて寝るまでに写真を撮り、フィルム現像をして、プリントまで仕上げる。
これを毎日繰り返したそうです。
まさに、写真家の鑑ではないでしょうか。
芸術家は日常レベルで作品を制作しています。
画家は毎日キャンバスに向かい作品を描いている。
書道家も毎日筆を持ち作品を作っている。
その他、あらゆる芸術家は全て日常的に作品をつくっています。
しかし、写真家はどうでしょうか?
もしかしたら、プロ写真家と言われていても作品制作を日常にしている人は少ないのではないでしょうか?
純粋に自分の作品にどれだけの時間を費やしているのか?
金銭を得るだけでなく、日常で写真制作をしてこそ写真家であるといえます。
つまり、写真家とはプロ・アマ問わず写真(表現という意味で記録ではありません)を日常にしている人と言えますね。
日々の生活に写真を取り込み、今日何食べようか?と同じレベルで「今日どんな写真(作品)を撮ろうか」と思いで、作品を制作していく。
この作業を繰り返すことで、新しい世界が見えてくる。
そんな気がします。
気づいたらどうするか?
Do it now! ですね。