写真上達の秘訣

写真を趣味とする人なら誰でも考えるのは、簡単便利でうまくいく方法は無いのか?

だと思います。

そんな方法があるなら、是非知ってみたい。

そういう方も多いと思いますが…

実は、あるんです。

でも、教えてくれる人は殆どいません。

何故でしょうか?

教えるにも、そのことに気づいていない人が多いからです。

 

写真の講師(皆さんの声を多く聞ける立場なので)をしていて、気付きました。

飛躍的に作品が上達する人と、ある程度上達してから完全に進歩が止まってしまう人。

コンテストに数多く入賞しているにもかかわらず、常に悩んでいる人。

実は、写真コンテスト応募が写真のライフスタイルになっている人の全てと言っていいでしょう。

なぜなら、大きな賞を取ると次回はそれ以下では納得できません。

ましてや、後輩が自分よりも上位の賞を受賞したら、自分の価値が下がったと感じてしまう。そう感じないとしても、焦りや苛々が募ります。

趣味なのに、なんでそんなに苦しむ必要があるのでしょうか。

 

一方、好きでやっているのだから上手くならなくても良いんだ。楽しめればいいので、コンテストにも応募しないし、サークルや教室に参加しても進歩向上を目指すこと無く、シャッターを切っているだけという人も少なからずいます。

 

もちろん、趣味ですから自由ではありますけど…

本当に、それでいいと思いますか?

それで趣味といえるのでしょうか?

 

皆さんは、三昧(ざんまい)という言葉をご存知でしょうか。

知っているかというのは、字面の意味を知っているのかということではなく、実践をしているか、身体に染みいるほどに意味を体感しているかということです。

 

三昧とは一心不乱にその事をすること。

一心不乱とは、一つの事に集中して、他の事のために心の乱れることがないこと。

一方、道楽とは、本人の品位を損ね、自堕落になったり、他人に迷惑をかけたり、家庭環境を破綻させたりするおそれのあるものも含まれる。という言葉もあります。

ということで、趣味の中にはこの2種類があります。

写真を趣味とするならば、やはり写真道楽ではなく、写真三昧のほうが良いですね。

 

私の知人が、このような名言をいいました。

仕事を極めようとすると趣味のようになり、趣味を極めようとすると仕事のようになる。

この言葉を聞いた時に、至言だと感じました。

 

前置きが長くなりましたが、写真を趣味として三昧の境地、もしくは、その境地目指している方がこのブログの読者だと思いますので、秘訣を公開します。

それは、構成学を学ぶことです。

 

写真の構成、構図とは何か、造形デザインを意識して学ぶことです。

現在の写真は、バウハウスデザインの流れをくむ写真家が多く輩出しています。

アンドレアス・グルスキー、石元泰博、杉本博司(敬称略)など、多くの写真家がバウハウスの影響を受けています。

写真を構成する要素やデザインとは何かを知らずして、写真の効果的な構図を捉えることができるでしょうか。

単純に、三分割法や、S字構図、黄金分割程度の知識で、構図の意味がわかるでしょうか。

 

 

目の前の状況から、一瞬の判断をして撮影をしなければチャンスを逃してしまう写真なのに、じっくり観察して分割を意識するだけでいいのでしょうか、そもそも構図のバランスが良くても被写体としてイマイチなものをねらって、三分割構図にしたら作品としての価値があると思いますか。

今一度、構図とは構成とは何かを、構成学から学んでみましょう。

 

そのためには、名作と言われる写真を見ることです。

一流の作品を見ることが大切です。

そして、構成に関する知識と見識をもつ指導者のもとで学ぶことが大切ですね。

 

情報は、その多さに価値があるのではなく、意味のある情報のみを得てこそ情報の価値がでます。ネットは多くの情報を得ることはできますが、まさに玉石混淆です。

正しい価値を見極めるには、そのための知識が必要になります。

丁度、カメラの説明書を読んでも、そもそもカメラのことをよく知らない人が読んでも意味不明なのと同じですね。

 

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コメント: 2
  • #1

    橋本賢二 (土曜日, 05 8月 2017 19:11)

    2年前、少しでも自分で思う様な写真を撮りたいと思ってキャノンEOS70Dを買って
    基本的な、勉強をしてカメラの知識などが大分わかるようになりました。
    まず、カメラの知識とレンズの知識をどれだけわかるようになる事が大事なので、取扱説明書
    を読んで理解する事を、努力しようと頑張っています。

  • #2

    廣瀬雅弘 (土曜日, 05 8月 2017 21:09)

    基本が疎かになったり、誤って覚えたままで撮影や仕上げをしている人が多いですが、シッカリとした知識と技術を身に着けながら写真を楽しんでください。